2005-01-01から1年間の記事一覧

作戦

友だちとお茶する。盆栽が気になるとか。 寝るまえにニコラス・レイ『太平洋航空作戦』を観た。実際の戦争のフィルムが使用されていたり、戦闘機が沢山でてきたりするので、そういうところに関心のある人にはよいのかもしれない。

ボクはなにをしたらいい?

今日は沢山の刺激を受けた。がんばるぞ! 『トリビアの泉』で、「野生の一匹狼はバウリンガルを使うと何と言っているか?」というのをやっていた。一匹狼はボスの座を奪われた狼で、群れのあとについて一匹で暮している。現地のスタッフが狼を鳴き声を真似て…

イワシ

カルロス・サウラ『カラスの飼育』を観た。『ミツバチのささやき』のアナ・トレントが主人公。やはりアナ・トレントのために作られた映画なのだなあと思った。映画としては少し物足りなかったので、続いて成瀬巳喜男『鰯雲』を観た。成瀬初のカラー作品とい…

それでいいんじゃないですか

円盤大学、本日のゲストは篠原章さん。『日本ロック雑誌クロニクル』には載らなかったマイナー雑誌にまつわるお話や、篠原さんの批評家として思うことなども聞けて興味深かったです。「いまや音楽は音楽マニアのものにおさまりつつある。音楽に詳しいことは…

女優と詩人

成瀬巳喜男『女優と詩人』をみた。人気を博している女優の妻に対して無名の詩人の夫がなんともとぼけていて情けなくて可笑しい。http://www.nihon-eiga.com/prog/100843_000.html

とんかつ茶漬け

地元の友だちが用事で都内にでてきているというので、新宿をなんとなくブラついたりした。晩に「すずや」というお店でとんかつ茶漬けなるものを食べる。その名の通り、とんかつをお茶漬けで食べるもので、どんなものかと思ったけれど、たいへんおいしかった…

ジーグフェルド

『ザッツ・エンターテイメント』に登場した巨大なセットに感銘を受け、『巨星ジーグフェルド』を観てみた。伝説のプロデューサー、ジーグフェルドの半生を描いたもので、やはり巨大セットのシーンも圧巻だったけど、話としても十分たのしめるものだった。

あんなに愛しあったのに

ヴィットリオ・デ・シーカ監督に捧げられた映画『あんなに愛しあったのに』を観た。実際に彼の名作『自転車泥棒』にまつわる話も出てくる。男3人と女1人による物語が進行するにしたがって同時にイタリア映画史を振り返ることにもなるというのが良い。たい…

はるですね

目が疲労していることもあって、ここ数日映画を観ていない。そのぶん音楽をよく聴くようになった。この勢いでお気に入りテープというかCD-Rでもつくろうかなあ。

ボックスギャラリーなので確認できないのだけど、このCDショップ、店主がてんぐとか…。 http://www.hibarimusic.com/j/shop.html

鍋島謙介さん

円盤大学。ゲストは徳間ジャパン特販部の鍋島謙介さん。最後には会場にいた殆どの人が目を潤ませていたのでは?と思うほどのいいお話でした!岸野さんも最後には言葉がなかったようです。

ロスト

今日はソフィア・コッポラの『ロスト・イン・トランスレーション』を観た。舞台が日本であるので演出が必要以上に滑稽に見えてしまったりもするけれど、自分を見失いかけている二人が異国の地で出会い惹かれあう様子が丁寧に描かれた、よい映画だと思いまし…

レクイエム?

篠原章『日本ロック雑誌クロニクル』を読んだ。クイックジャパンでの連載をまとめたものだ。帯には「壊滅した日本ロック雑誌への鎮魂歌」とある。阿木譲のレーベルVANITYに興味をもった頃に、ちょうど彼のインタビューが掲載されていて、興味深く拝読したこ…

麻雀

今日は和田誠『麻雀放浪記』を観た。麻雀を全く知らないけれど、そんなことは関係なくたのしめた。昨日観た成瀬巳喜男『放浪記』をもう一度観ているようである、というのはウソだけど、全くのウソとも言い切れない。『放浪記』の主人公の家の隣で、『麻雀放…

放浪

今日は成瀬巳喜男『放浪記』を観た。森光子の1700回上演で話題になったあの『放浪記』ですね。すっかり忘れていたけれど、これ観たことあるなあ。かなりの力作だ。貧乏でもかまわない! それから、同じく成瀬『浮雲』鑑賞。これは観た気になっていたけれど、…

冬の夏

ホウ・シャオシエン『冬冬の夏休み』を観た。母親が入院しているので、小学生の冬冬(トントン)と妹は、夏休みのあいだ、親戚の家で過ごすことになる。友だちと木登りしたり、川で遊んだり、部屋でダラダラしたり…。舞台は台湾なのに、描写のひとつひとつが…

マイケル

今日は『レイジング・ブル』を鑑賞。このまえ観た撮影にまつわるドキュメンタリー映画『ヴィジョンズ・オブ・ライト』で興味をもったものだ。撮影はマイケル・チャップマンで、監督は『アビエイター』が公開されたばかりのマーティン・スコセッシです。ボク…

とろりん

今日は円盤大学。ゲストはキャプテントリップ・レコードの松谷健さんでした。たしかに視聴機はいらないかもしれない!http://www.captaintrip.co.jp/ セブンイレブンのとろりんシューにハマりつつある。105円でこのおいしさ!http://www.sej.co.jp/shohin/hi…

     成瀬!

いまCSの日本映画専門チャンネルで、「成瀬巳喜男生誕100年特別企画」と銘打って成瀬の全59作を4ヶ月をかけて放映しています。すでに見逃してしまった作品もあるけれど、できるだけ観るつもりでいる。今日は『妻として女として』を観た。傑作というほどでは…

ザッツ・エンタテイメント!!!

花粉症だと目が痒かったり鼻水が止まらないのも勿論つらいけれど、マスクのゴムが擦れて耳の付け根がヒリヒリするのもいやなものである。 今日は連続ドラマ小説「わかば」が最終回であった。主人公のわかばが結婚して子どもを産んでからというもの、これとい…

捜索

用事がないとあっという間に一日が終わる。もう少し気を引き締めなければ…。 今日は二本映画を観た。フランソワ・トリュフォー『恋のエチュード』における微妙な三角関係のうつろいは、映画だからこそ描けたものだろうと思う。惜しむらくはビデオの画質はあ…

スクリューボール

机の上にこのまえレンタルしたCDを発見。返すのを忘れていた! 延滞2日。あぶないあぶない。 ハワード・ホークス『ヒズ・ガール・フライデー』を観た。ドタバタしながらも抜群にテンポが良い。そういう作風をスクリューボール・コメディを呼ぶらしく、ハリウ…

円盤大学

四谷で円盤大学の書籍化へ向けた打ち合わせ。おもしろくなりそうな予感! 毎回ゲストを迎えて岸野雄一さんと対談する「円盤大学」という企画がありまして、その手伝いをしています。毎週月曜日に円盤で開催されています。何度かここにも書きましたが、ただい…

at enban

今日は川染君の企画に呼んでいただきました。大谷能生さんとのデュオ。彼はリズム・マシンを、僕はターンテーブルを使用。ある種の暴力がせめぎあっているような、すれ違い続けているような…。たいへん有意義な試みであったとは思うのだけれども。 (音がバン…

どうせゴールなんて、そんなに変わらない

今日は円盤大学。ゲストはミュージック・マガジンの高橋修さん。おもしろかった! 音楽を聴く人は増えているのか減っているのか。それは街のレコード屋さんがなくなりつつある現状と関係がありそうだ。音楽をツールとして楽しんでいる人は増えていそうだけど…

デュシャン

念願の『マルセル・デュシャン』展。デュシャンの作品と、彼に影響を受けた他の作家による作品が並列に展示してあり、比較しながら鑑賞できる構成になっている。例えば、椅子の上に自転車の車輪を配した作品に惹かれるのは、回転せずに待機している状態で佇…

何が起こったか?

そういえば、昨日は榎倉康二展にも行ったのだった。李禹煥の著作を読んで「もの派」に興味をもったものの、それらの作品に触れる機会をもてずにいたので、今回の展覧会はたいへん楽しみであった。会場の四面に布を配した作品など、なかなか他では体験できな…

大谷能生!!!!!!!!

六本木の青山ブックセンターとツタヤで精算の手続き。ツタヤはひとまず終了で、ABCには今後も置かせてもらえることになりました。雑誌『AFTER HOURS』のかたも同じ時間に精算だったらしく、少しお話させていただく。なんと創刊から8年だそうです! 岸野さん…

デュシャン…。

先日展覧会に行ったら開いていなくてがっかりしたことがある。そうか、美術館は月曜日が休館日なのだな。しかし何事にも例外はありまして…。今日出向いた横浜美術館はなんと木曜が休館日! 小雨の降るなか、呆然と立ち尽くすことに…。 しかたがないので、隣…

マリファナ

今日観た『スパイダーマン2』はこのような独白で始まる。「いつも僕を見つめているメリージェーン」。この映画のヒロイン名“メリージェーン”は、マリファナの隠語なので、もしかすると主人公がマリファナを断ち切るまでの話なのかと思った。街を飛び回るのは…