山川冬樹《The Voice-Over》

午前に日暮里の印刷所で打ち合わせ。木場の東京都現代美術館で「東京アートミーティング トランスフォーメーション展」鑑賞(今日が初日だった)。中沢新一長谷川祐子 共同企画。うーん…ほとんどの映像を観る気になれず…。常設展の山川冬樹《The Voice-Over》がよかった。ニュースキャスターであった父の記録を元に作られた作品。たとえば録音された父と子のやりとり。生まれたばかりの弟との対面であったり、覚えたての九九であったり、「あいうえお」の覚え方などが、子どもたちへ残したメッセージでもあり、それを山川が受けとり見事に作品としてかたちにしている。これは本当に素晴らしいと思う。帰りに清澄白河に最近できた古本屋「しまぶっく」で数冊購入。家に戻り作業。エクス・ポ、終わりが見えてきた…。
http://www.mot-art-museum.jp/index.html