nununununu2006-11-17

昨日は近所のアンテナショップ(全国の特産品を取り扱っているお店)で、高菜漬けと新そばを買いました。おいしかった。明日、こんなイベントが……!

■『GODFATHER2006.11.18』
!!!GODFATHER vs あぶらだこ!!! / !!!!!TECHNO PARALYMPIC!!!!!

11/18(sat) @ club "R" 六本木

PARALYMDJz : TOHRU TAKAHASHI, MOODMAN
PARALYMLighting : UKAWA NAOHIRO
PARALYMLIVE : あぶらだこ

OPEN START : 23:30-MIDNIGHT
ENTRANCE : 3000YEN (1D) WITH FLYER : 2500YEN (1D)
TEL / 03−3475−1322
CLUB "R" / 東京都港区六本木7−5−11カサグランデミワビルB1F


●『やまびこにも似た索漠な信号!!!GODFATHER vs あぶらだこ!!! −ファストダンスは誰に?』

Text by 宇川直宏 (anti‐米ニスト)

構想4年、空想18年、妄想23年.....。2006.11.18、大幻想の果てにようやく辿り着いた"青い太陽"との交信が遂に現実化!!!!!!!!!!!!!!!!!!。この日、この夜、この丑三つ時、硬貨と水が湧き踊るクリスタル・ナハト漬けの焦げた雲達は、ヌメヌメの配水管から忍びこんだ六本木の地下DANCEシンジケート"R"にて分陰し、"G"の頭文字をもつ"喜劇新思想体系"との合流の後、なんとなくやまびこにも似た索漠な信号を描き出すだろう......。しかし、つい先日まで(小泉政権下における)"DEATH.CO.日本列島"で強いられていた"鏡の風景民営化"は、忍耐と陰徳と律動が綯い交ぜになったファストダンスを身に染ませる為の重要施策だった為、童愚としてのエルサレムの屈辱を、果たして当日当夜当の時、フロアが回想出来るかどうかが天狗の畦道になっている。勿論、微塵の疑いもなく、イーブンキックは肴核の錯走である。よって、国民総米ニスト化が蔓延る映発トンネル<若しくは"絶句したフロア">の中で公道最速を誇る行為は、夏風邪をひいているにも関わらず塩ビの峠道を五百段階右折しながら邁進するような湯ヶ島吟行なのかもしれない.....。だから、だからこそ、泉わき血がおどったこの北極(南極でも可/どちらもエクストリーム・ノイズ・テラーだから)での徒歩記は、80年代降板(後半ではない)の月刊フールズメイトで連載されたWHITE WOLF君(ペンネーム)による、あの冬枯れ花火のような文体にどこか似ている。なので、この大会<!!!GODFATHER vs あぶらだこ!!!>は、ど宴会錦などでは毛頭なく、タッピングペースト状のあぶらマッサージだといいたいのだっxっxっ!!!!!!!!!。無論、アンテナは絶対である。(秘境・煉瓦造りの丘にて/自転車の窓から)

※みなさんは上の文中からあぶらだこのタイトルを何曲発見できましたか?
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あぶらだこ/ABURADAKO
1983年に結成。長谷川裕倫の独創的な日本語詞とヴォーカル・スタイル、曲想から生まれる唯一無比の音楽性により、当時のパンク/ハードコア・シーンの中にあって既に全く異質の存在として注目を浴び、カルト的な人気を集める。85年8月に徳間ジャパンより1stアルバム『あぶらだこ(通称:木盤)』を発表。さらに、翌86年12月に2ndアルバム『あぶらだこ(通称:青盤)』、89年4月には3rdアルバム『あぶらだこ(通称:亀盤)』とリリースを重ねた後、長い活動休止期間を迎える。96年1月にキング・レコードより4thアルバム『あぶらだこ(通称:釣盤)』を発表。その後、オリジナルメンバーの和泉明夫(ギター)の脱退を経て、99年に大國正人が加入。2000年にはイースタン・ユースfOULが所属する坂本商店のコンピレーション『極東最前線』に参加し、MIDIから4thアルバム『あぶらだこ(通称:月盤)』を発表するなど、再び活動を活発化させる。2004年6月にPヴァインより最新作『あぶらだこ(通称:穴盤)』をリリース。同年8月のフジ・ロック・フェスティヴァルに出演。

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■高橋 透/TOHRU TAKAHASHI(GODFATHER、R)
第二期と言われるデイスコカルチャー全盛の1976年ソウルミュージックに心酔、横須賀でDJ活動を開始。六本木、赤坂でキャリアを積み80年にニューヨークのクラブシーンに憧れ移住、12ウェスト、セイント、アンビル、モンスター、ザ・アンダーグラウンド、エリアなどゲイカルチャー全盛のタフでハードなクラブ・シーンを体験後、81年に一時帰国し、ニューヨーク・サウンドを中心にニューウェーブ、ノーウェーブ、エレクトロをミックスするプレイで新宿ツバキハウス、六本木ツバキボール、原宿クラブ-Dと80年代の最先端の箱でメインDJを務め85年に再びニューヨークへ、話題のDJレストラン“フジヤマ・ママ”の立ち上げに参加し、オープニングからレジデントDJを務めながら、現在のクラブシーンに最も影響を与えたといわれるダンスミュージックの聖地“パラダイスガラージ”のメインDJ故ラリー・レヴァンと交流を深め、その神業的なプレイとニューヨークにおけるハウス・ミュージックの創世記を体験する。ガラージクローズ後もスタジオ54、ワールド、チョイス(元ロフト)、パラディアムでのラリーのプレイ、ラブライトのデイビット・モラレス、ベースラインやサウンドファクトリーのジュニア・ヴァスケス、ワールド、パラダイスボールでのフランキー・ナックルズのプレイなど広がりを見せるハウス&ガラージシーンを実体験、またレゲラウンジ(後のアイランド・クラブ)などレゲクラブにも通い進化するニューヨークのダンス・ミュージックシーンに身を置き、クラブ“マーズ”でレギュラーも務めるなど4年間に渡るDJ活動を経て、89年にメインDJ兼サウンドプロデューサーとして芝浦“ゴールド”のオープンの為に帰国。土曜日のレジデントDJとして国内にハウスミュージック/ガラージサウンドを浸透させ5年半に渡るゴールドの黄金時代を築いた。ゴールドクローズ後は、活動の場を全国に広め97年から参戦した盟友DJ NORIの人気パーティーSMOKER@青山LOOPのレギュラーゲストは8年目を迎えた。また、メディアレイピストという肩書きで八面六臂の活躍をみせる天才アーティスト宇川直宏と、アンダーグラウンドシーンで最もハードなスケジュールをこなす人気DJ MOODMANと共に、恵比寿MILKにおいて99年に年間限定で行ったディープハウスパーティーゴッドファーザー”は平日にもかかわらず狂気に満ちたハウスフリークを数多く産み落とした。一年後に終演を迎えたが03年夏六本木ROSA FIESTAで復活するやMILKで産み落とされたハウスフリークと全国各地のパーティーフリークに支持されて全国規模での浸食が始まり、雑誌SWICHでは「活字のディスコティークFloor Of Godfather」を一年間レギュラーで展開するなど、あらゆるモノを巻き込む勢いは、毎回シンパを増殖しながら強烈な吸引力を発揮している。2005年DJ活動30周年迎えディスコ/ガラージ/ハウス/レゲエまで様々なダンスミュージックを織り交ぜながら独創的な世界を創り出すロングプレイは現在ジェネレーションを越えて支持されている。また4月27日には自身がサウンドプロデュースするCLUB=六本木『R』をオープンさせる!!!!!。サウンドエンジニア浅田氏(LIFE FORCE)とタッグを組んだサウンドシステムは必聴!。また六本木『R』は、宇川直宏の『Mixrooffice』と"相姦関係"にあり、更にはMOODMAN-STUDIO『WEEKENDER』と"三角関係"を描く!!!!!。三者共がフロアオーナーという『GODFATHER』は、今年『GODFATHER TRIANGLE』として進化を遂げ、今世紀パーティーの新たな"あり方"を再度、世に問う!!!!!!!!!!!!!!

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■ムードマン/MOODMAN ( GODFATHER, HOUSE OF LIQUID, SLOWMOTION )
DJ。日本生まれ。ムード音楽をこよなく愛する男。'80年代末にDJ活動を始め < なんと初期にはラウンジ・リバイバル以前のムード・ヴァイナルを本当にPLAYしていた >、'93年にレーベル[ DUB RESTAURANT COMMUNICATION ]を立ち上げる。その後、[ M.O.O.D. ]、[ donut ]など、複数のレーベルを設立し、様々なアヴァンギャルド・ミュージックを発表。国内外で高い評価を受ける。また同時期には、AVEX TRACKSからのエクスペリメンタルMIAMI BASSコンピ『Interigent Bass』、自らも楽曲を収録した『KILLED BY BASS』等の歴史的BASSコンピレーションを監修する。ロスアプソンとの共同リリース『LAS ROTURAS』ではレディメイドなラテンブレイクスを再構築し、世紀末のミュージックコンクレートを展開した。'90年代後半は、DJに専念。その横断的かつ分断的な音楽感で[ 低音不敗 ]、[ SLOWMOTION ] 他、フリースタイルなシーンの黎明期に、DEEPな深夜のダンスミュージック実験室を企てる。そして99年には、宇川直宏高橋透とのリビング・レジェンド・パーティー[ GODFATHER ]を始動し、その後現在に至るまで、東京の地下ダンスシンジケートを牽引し続けている。またレジデントをつとめる恵比寿"リキッドルーム"[ HOUSE OF LIQUID ]では、国内外の先鋭的なDJとの競演による無数のコラボレーションワークスで東京の夜を活性化させ、パーティーシーンの裾野を広げた。'02年末にはミックスCD『WEEKENDER』を発表、MIX-CDとしては異例のヒットを記録し、現在のMIXCDブームを先駆けた。その後、『TURBOSONIC Vol.1』,『NOSTALGIA OF MAD』他、様々なコンピに楽曲を提供。『SHEENA&THE ROKKETS REMIX ALBUM / ELECTROKKETS』、『フルカワミキ / Coffie & Singing girl』他、リミックスワークも多数。また『STRICTLY ROCKERS Chapter12 "MINIMAL MIX"』では、80'sダンスホールミニマリズムを考察し、話題をよんだ。宇川直宏監督による『田名網敬一 x 相原信洋 / ANIMACTIONS!!』では40分にわたるサウンドトラックを製作し、トラックメイカーとしての実力をみせつけた。なんと2004年はDJを108本もこなし、その先鋭なるスキルに加え、常人離れしたフロア基礎体力を発揮。そのことから「日本で最も忙しいDJ」との異名をとる。2006年末からは、渋谷"Mixrooffice"での新たなレギュラー"SOLO"パーティー『MOODMANOW!!』を始動し、ダンスミュージックの新たなる実験を提案、未明のイーブンキック・プラネットを開拓する!!!!!!。なお、現在連載中のMUSIC MAGAZINE『今夜もシングル』は、今年で連載10周年をむかえ、音楽ライターとしても、そのハードコア・ヴァイナル・フリークな手腕を発揮している。

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宇川直宏/UKAWA NAOHIRO(Mixrooffice, GODFATHER, MOM/N/DAD PRODUCTIONS)
MOM/N/DAD PRODUCTIONS, Mixrooffice, GODFATHER主宰。メディアレイピスト。京都造形芸術大学教授。デザイナー、ビデオディレクター、VJ、文筆家、司会業、レーベルオーナー、パーティーオーガナイザー、ファッションブランドディレクター、クラブオーナー……などジャンルを横断し時には超越する全方位クリエイター。98年サンフランシスコより帰国以後、ロンドン・バービカンアートギャラリーでの「JAM展」を皮切りに世界各地で展覧会開催。手がけたアートディレクションボアダムズからブルガリ までと幅広く、VJ共演はジェフ・ミルズからメルツバウまで、執筆はニコラ・テスラ概論から石立鉄男研究までと、極めて多岐に渡る。また、松本俊夫田名網敬一山口小夜子他、各界の巨匠とのコラボレーションワークも多数。VJとしては、その歴史の黎明期である89年から活動し、日本におけるオリジネイターの一人。BOREDOMSのVJとしても著名である宇川は、今年VJ17周年を迎えた。2004年リキッドルームでのカウントダウンでは、石野卓球、EYEのDJと共に12/ 31日〜翌1/2日に渡り計33時間30分のVJを遂行!、世界記録更新!!??。また日本最大規模の屋内レイブ「WIRE」にはVJとして5年連続参加。メタモルフォーゼ、フジロック他、国内外の野外フェス参加歴多数。また宇川がオーガナイズする、高橋透MOODMANとのDEEPHOUSEパーティー「GODFATHER」は、今年で7年目を迎え、現在のエクストリームDANCEシーンを牽引し続けている。ミュージッククリップ・ディレクターとしてはBOREDOMSTOWA TEISUPERCARTHE ORB、DJ TASAKA、GUITER WOLF、電気GROOVExスチャダラパー他、多くのミュージシャンを手がけ、またその全てにおいて先駆的な実験が施されている。2003アルスエレクトロニカ、2002 エジンバラフィルムフェスティバル、2004 RESFEST WORLD TOUR、2003 ワンドットゼロ、などの国際デジタルフィルムフェスティバル、アメリカ、ヨーロッパ、アジア他、世界各国で数々のクリップが上映され、2003 SPACE SHOWER TV「MVA」BEST COMPUTER GRAPHIC VIDEO賞、2003 MTV VIDEO MUSIC AWARDS JAPAN BEST DANCE MUSIC賞他、受賞歴も多数。またデザイナーとしてもロンドン:バービカンアートギャラリーでの「JAM展」、ニューヨーク:PS1/MOMAでの「BUZZ CLUB」ソウル:ハジャ・センターでの「アクティブワイヤー」他海外のエキシビジョンへの参加歴多数。作品集として「GAS BOOK7 / UKAWA NAOHIRO」「RANGOON RADIO」。DVDとして「 UKAWA NAOHIRO / Scaning of Modulations」、「SUPERCAR / HIGH BOOSTER U.N.V.J.WORKS」、「BOREDOMSSUPERSEEEE!!!!!!!!!」、「RapiLLd i MOVEMENT / iLL X UKAWA NAOHIRO」他、DVD監修として「谷岡ヤスジのメッタメタガキ道講座」等。2004年は精力的に現代美術の領域に踏み込み、ニューヨーク:トランスプラントギャラリーでの「UKAWA NAOHIRO'S !!!SEEDWARS!!!」を皮切りに、名古屋中京大学でのウズラを使ったサウンドインスタレーション「!!!UZULIVE!!!」、キリンプラザ大阪での「DISCO UNIVERCITY - 田名網敬一×宇川直宏展」他、サンフランススコ、LA、ストックホルムイスラエル、ソウル、東京、大阪、名古屋(←全て新作)での展覧会を成功させた。2005年は「電気グルーヴスチャダラパー」のアートディレクションと、その楽曲「Twilight」の2本立てミュージッククリップ(2005 文化庁メディア芸術祭・審査委員会推薦賞)や、テイ・トウワのニューアルバム「FLASH」全国ツアーにVJとして参加、野宮真貴の「PARTY PEOPLE」デザイン&MV、「松本俊夫実験映画BOX」デザイン、大阪サントリーミュージアムでの「ガンダム展」への参加他、多数。2006年も、ボアダムスのEYE氏とのコラボ展「ONGAROO feat.VIDEO NANOO」/京都ARTZONE、東京MAGIC ROOM、「FINALHOME/SAVIVAL ADICT展」への参加、その他キュレイターとしても「電気用品安全法(PSE法)によって消え行く危険性があるもの展」、『篠原有司男・暴走集会2006!!!!!!!! / 泥濘の鬼退治バイカーズ展!!!!!!!!』を企画、監修。そして石野卓球氏の「InK」、「iLL」などのアートディレクションを担当するなど、常に様々なプロジェクトで起動中!!!。2006年は、電気グルーヴの「FUJI ROCK」でのVJを皮切りに「WIRE」「RISINGSUNROCK FESTIVAL」「METAMORPHOSE」「渚」「LAWLIFE」等、主要な夏フェスを制覇し、他にもラメルジーや、ESG、DJスニーク、ルイベガなど、レジェンダリーなO.G.との競演も多数果たした。また他社比社と共にオープンさせた渋谷のクラブ付き個人オフィス「MixroOffice」は、独自の音響哲学によるサウンドシステム構築が話題を呼び、デリック・メイ、URのマッド・マイクからダニエル・ワン、ルチアーノ、DJ NOBU、CxMxTまで世界中のDJから高い支持を得ている。秋にはジャパンファウンデーション主催による20人の日本の現代美術家を招聘するエキシビジョン「Rapt! - 20 Contemporary Artists from Japan」に選抜され、日豪交流年企画の一環として最新作個展『Dr. Toilet's Rapt-up Clinic』がオーストラリアのシドニーで開催された。その作品はマジックミラーで連なった5部屋の曼荼羅公衆便所を盗撮するもので、現代社会の法規網の穴に言及しながら公共空間の私的性/公共性を問う倒錯的なインスタレーションとして物議を醸し出した。

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