ヴィレッジ・ヴァンガード

nununununu2006-07-21

ヴィレッジ・ヴァンガードお茶の水店に納品。学生のころ、たまに下北沢店に立ち寄った。手書きのポップがやたらと大げさだったり、本が塔のごとく積み上げられていたりして、全体的に過剰であったのだが、わるい気はしなかった。むしろ心地よかったように思う。ヴィレッジ・ヴァンガードをいろんな町で見かけるようになってからは、しだいにどの店舗もヴィレッジ・ヴァンガード流を無理矢理演出しているように感じるようになり、痛々しくすらあったのだが、それはもう自分が若くないからかもしれない、とも思っていた。お茶の水店は今日が初めてなのだが、他の店舗と比べてなんだか居心地がよい。聞けば、店長さんは、まさに自分が立ち寄っていた頃に下北沢店の店長さんだったとのこと。では、以前の下北沢店に通じる部分があって、そこにノスタルジーを感じているのだろうか? いやそうではないだろう。店内を見回して気付いたのだが、見事なまでに余計なものが置かれてないのだ。一見、過剰なほど賑やかなのだけれど、雑然とはしていない。見事に演出された居心地のよい賑やかさ。きっと他店で感じた痛々しさは、必然性のない商品の陳列への違和感だったのだろう。
京都精華大学運営のショップ「shin-bi」での取り扱いが始まりました。いつもおもしろそうな企画をやっています。http://www.shin-bi.jp
マッティンのサイトに何故か先日のブログが……。http://www.mattin.org/