まほちゃんち

nununununu2004-11-26

水戸芸術館にいく。イラストレーターのしまおまほと、共に写真家であるその両親、島尾伸三潮田登久子の家族3人による展覧会『まほちゃんち』が開催中であるから。(ちなみにまほさんのおじいさんは小説家の島尾敏雄)。両親によるまほさんの子ども時代の写真をあつめた写真集『まほちゃん』がとても好きなので、それを拡大した写真にまず感激。旅行先であつめたという途方もなく大量にある中国の雑貨の部屋や、両親の写真作品など、どれもいいです。で、白眉はまほちゃんの部屋(?)。彼女のマンガの世界が完全に具現化されていて驚愕! 見方によっては狂気の世界ともいえよう。その部屋とは別に、まほさんの子どもの頃の想い出グッズ部屋もすごいです。習字とか手紙とかキン消しとかランドセルとか、よくとっておいたな…。まほさんのピュアさが伝わってくる素晴しい展覧会です。
そのあと、nuを置いてもらっているNADiff系列のコントルポアンへ。このお店は水戸芸術館の中にあります。店長さんとあまり歳が変わらないこともあって、今の水戸のことや高校生の頃の想い出話などで盛り上がる。物凄くたのしくて時間があっという間に過ぎる。水戸の市街地は一見活気がなくなっているようだけど、裏通りで面白いうごきがあるようだ。おもしろい古本屋やレコ屋ができたらいいのにな。高校生のころ通ったレコ屋「ロックボトム」がなくなったことが個人的にかなりショック…。自分の中で理想的なレコ屋はいまでもあそこだなあ。
夜中にユニコーンの全アルバムを聴き通す。後期の方が聴いてて楽しいな。

http://www.soum.co.jp/mito/maho/mahoj.html