査定額を10倍にする方法

今日は久しぶりに都内にでた。渋谷の某レコード屋でCDを売ろうと思ったのだが、13点もっていって値段が付いたのが1点のみ！（360円）　あんまりなので、それも持ち帰ることにする。用事を済ませてから池袋に移動。今日はリブロで杉浦康平のトーク・ショーがあるのである。
舞楽で左右に配置されている火炎太鼓についての話を中心とした『宇宙を叩く』の発刊記念イベント。杉浦さんご本人がスライドをもちいながら解説してくれるのだ。向かって左の太鼓が中国製、皇帝をあらわす竜が太陽を仰ぎみている飾りがある。太鼓中央の巴紋は三つあり、外側の円に火をあらわす赤い彩色。向かって右の太鼓は韓国製、皇后をあらわす鳳凰が月を仰ぎみている飾りがある。太鼓中央の巴紋は二つあり、外側の円に水をあらわす青い彩色。向かって正面の向こうには神がいるとされ、観ている／聴いているこちら側は日本の位置でもある。さらにその左右一対は曼荼羅とも共通点が多い、などなど、一つひとつのお話が興味深く、全身のウロコ落ちまくり。心の中で「へぇ」のボタン連打してる感じ。昨日から読んでいるのだけれど、とてもわかりやすくて、途方もなく奥が深い！　すごすぎる!!
CDを持って帰るのもなんなんで、試しに先程と同じレコード屋の池袋店に売ってみる。3点返却があり10点で約3300円！　いずれにせよ大した額ではないけれども、本代がちょっといたかったので、助かりました。