nu music

nununununu2004-09-24

今日は円盤で『nu』発刊記念イベント。まずは山辺さんの雅楽でスタート。次第にハーシュノイズ(メルツバウかな?)が混ざり、ロスアプソンの世界が構築されていく。ブラジルのハードコアが心象的だった。次は虹釜さん。パリペキンの在庫ということだったけれど、こんなのあった?という声もチラホラ。流石だ。エアロスミスとかYMOのカバーみたいな曲とか、ありえない繋ぎながらも不自然でない。これまで全く聴いたことのない選曲でした。楽しかった! 最後にメタルをかけて、ユタ川崎のソロライブ、スタート。普段はシンセを使うことが多いけれど、今回はラップトップを使用。それでもやはりユタカワサキの音なのであった。何を使うかじゃないですね。とはいえ、いつもより大分渋い演奏ではあった。しびれた。次にアメリカンチェリー。野界さんのDJでスタート。15分ほどしてアメチェさん登場。虹釜さんが誕生日ということもあって、乾杯&バースデイソングで会場は大盛上り。テーブルの上を歩いたり、アメを配ったり、チェリーボム歌ったり、盛り沢山のパフォーマンス! 野界さんの選曲も国宝級に素晴しい。ぜひまた見たいです。田口さんのDJは円盤の新品商品で選曲。色々混ぜているので何がかかっているのかよく分からなくて良かった。ずっと笑っている曲が気になる。なんだろう。トリは岸野さん。円盤の中古商品のみでDJ。なので、手ぶらでおいでになりました。回転数を変えた歌ものに効果音を混ぜてオリジナルをその場で構築していました。そんなDJ聴いたことない! のんびりした「ブルーシャトウ」で開始(そういえばトイレにあるテイクフリーコーナーでブルーコメッツが充実していた)。最後は回転数を落とした海演隊「母に捧げるバラード」にセリアルな現代音楽をかぶせて、アシッドフォークの名曲が誕生していた。奇跡を目の当りにしてイベント終了。この曲を聴くためにこのイベントを企画したのかもしれない。これも業なんでしょうか。素敵な一日であった。