4/30 昼に新宿ピカデリーで『時をかける少女』(仲里依紗がよい!)、夜にDVDで『百年恋歌』(3話構成のオムニバス)を観た。

5/1 とても天気がよいので弁当持参で井の頭公園メーデーのデモに遭遇)。そのまま吉祥寺へ移動して、前野健太路上ライブ。『ライブテープ』の観すぎだろうか、前野さんよりも、道ゆく人たちの表情を見ながら聴いてしまう。
先日のDOMMUNEではずっと座りながら歌っていて、最後から二番目の「天気予報」で立ち上がったが、今日はその逆で、ずっと立ちっぱなしで、やはり最後から二番目の「天気予報」でイスに座って肩の力の抜けた演奏となった。前野さんを知らない人もたくさんいる環境であるから、歌を強く歌うよりも引いて、引き寄せようとしたのだろうか。
そして最後の「東京の空」では、さらに椅子から降りたため、視界に入らなくなり、どのように演奏していたのか見えなかった。DOMMUNEのときのように、最後に姿を消したわけだが、そういえば、映画でも前野さんの姿は最後に映らなくなり、少年や空や自転車に乗る青年などで終わる。この日、吉祥寺に住む友達は自転車で来ていて、ペダルに足をかけた状態でライブを見ていた。僕の横で見ていた夫婦のベビーカーには宣伝用の手書き風船がついていた。ライブでは高田渡の曲が少しだけ歌われたが、そうだ、吉祥寺は高田渡の街なのだった。前野さんは、高田渡の詩に多大な影響を受けていて、高田渡本人にライブの打ち上げで声をかけたことがある、という話を、前野さんの打ち上げで聞いたことがある。

5/2 夕方に近所のきびやで、日本酒を呑みながら、粗挽きそば、蓮根と海老のしんじょう揚げ、鴨焼きを堪能し、渋谷のアップリンクでCD『日曜日のうた』のリリース記念イベント。出演は穂高亜希子SHIHO、ひらちん。ひらちんはアメリコの谷内くんとのデュオ。ひらちんはMCで「つながらない人はいない」みたいなことを言っていたが、ひらちんがアルバムに1曲提供したstillichimiyaというヒップホップグループは、谷内くんの大学の後輩でもあるそうで、『VOL』4号掲載の映画『国道20号線』の富田克也+相沢虎之助インタビューで、次の映画にstillichimiyaが出演するという記事を読んだばかりだった。
本CDのプロデューサーであるアルケミーのJOJO広重さんに初めてご挨拶(もちろんライブは何度も拝見していますが)。谷内くんと麗郷でたのしく呑んで、ひさびさに小田急線に乗って帰った。