宮崎駿 武満徹 Jean-Philippe Gross

nununununu2007-03-27

3/27 家で作業。夕方、図書館に本を返して、古本屋で『10+1』(フィールドワーク 歩行と視点)を購入。やっぱり素晴らしいデザイン。帰宅後、テレビで『プロフェッショナルの流儀』を観る。宮崎駿を密着取材。制作に着手するまでの過程がとてもスリリング。いわく、「自分の脳ミソの中に釣り糸を垂らしているようなもんだから。もともと何もないのに、ただむなしく釣り堀に釣り糸を垂らしているんじゃないかという恐怖はいつだってある。それはおれの意識の領域じゃないところで決まるんだもん。アイデアじゃないんだよ。アイデアを出すだけでいいんだったら、本当に楽な商売だよ。幾らでも出せるよ、何十通りも。こういう出し方もある、ああいう出し方もある…とか、映像的にこっちのほうがパンチ効いているぜ!とかね。でも、違うんだよね。自分でも分からないけど、なんとなくおぼろげにあそこのゴールに行きたいなと思いながらつくっているわけだけど、ゴールに行く道筋がわからないんですよ。」
録画しておいた『知るを楽しむ武満徹特集もついでに観て、感銘を受ける。
http://www.nhk.or.jp/shiruraku/200703/tuesday.html

4/1にJean-Philippe Grossさんとのデュオでライブします。対バンはXavier Chareles+川口貴大、古池寿浩+直嶋岳史です。千駄ヶ谷のループラインにて19時開演です。詳しくは下記のサイトをごらんくださいませ。http://tanzaqueee.blogspot.com/