はじまりのおわり

nununununu2006-10-21

月曜までは身動きがとれない状態にあるので、僕は行けませんが、ちょっと時間が出来たので、この土日の面白そうなイベントをお知らせいたします(昨日のスパークス、行きたかった……)。

今日10/21は昨日に引き続き、佐々木敦さんのレーベル「HEADZ」のイベント、二日目。副題は「さらば FADER BY HEADZ ドットCOM」! http://www.faderbyheadz.com/

経堂にあるギャラリー「アペル」が閉店とのことで、最後にライブイベントが開催されるようです。日程は21日と22日で、21日には、吉田アミさんが出演されます。 http://www.bit-rabbit.com/p1new.html

宇川直宏さんや磯部涼さんが出演されるロウライフには、行かれる方も多いのではないでしょうか。 http://rawlife.jp/swf/

幻の名盤解放同盟プレゼンツで、元クールスのPITTPIさんのトークショー勝新太郎から俺が学んだもの」があるようです。『警視K』はホント素晴らしい。 http://www011.upp.so-net.ne.jp/TOKUSYUMANGA/text/genre05.htm

ついでに業務報告を。すでに新しい号が出ていると思いますが、タワーレコード発行のフリーマガジン「intoxicate」で、『nu』Vol.2のリビューを掲載いただきました。 http://intoxicate.jp/index_jp.html

雑誌『ロック画報』が、今号で編集長が離れるため、実質、最終号となるようです。僕はこの雑誌の3号から10号まで編集者として携わっていて、そこでの経験無しに『nu』はあり得なかったわけですが、奇しくも最終号の最後の記事「新刊情報」に『nu』Vol.2をご紹介いただきました。特集は裸のラリーズ。僕はいぜん、爆音で裸のラリーズを体験したいという動機で岸野雄一さんが主宰していたギラギラナイトというDJイベントに通って多大な影響を受けたので、「体験至上主義者ではないつもり」と前置きしながらも、ライブ体験がある者と、MP3などでゲットして初めて聴くラリーズとでは、聴取に圧倒的な差異があると指摘する今号での岸野さんの記事は、説得力のある言葉として僕には響きます。といっても、ライブ経験はなく、岸野さんがかけるラリーズを体験したわけなので、今でもラリーズを聴くと、頭の中でストロボが点滅しはじめ、ときおり水谷孝が岸野さんに入れ替わったりします。そういえば、発行元のブルース・インターアクションズの看板アーティスト、クレイジーケンバンドのインタビューが掲載されているのも、最終号に相応しい気がします(CKBといえば、『QJ』最新号での磯部涼さんによるインタビューは、『nu』Vol.2での大谷さんとの対談で、「ヤンキー的な感性に魅かれる」というくだりに通じる興味深い記事になっています)。なお、『nu』で毎号協力してくれている谷内くんのラリーズのリヴューも掲載されています。 http://www.bls-act.co.jp/bm/detail.php?wpid=5430<id=42&mgid=424 http://www.quickjapan.net/

これらの終わりは、終焉というよりは、はじまりのためのおわりのように思います。長くなってしまいました。そろそろ、おわりにします!