埼玉

nununununu2006-05-02

先日、友だちに誘われ、浦和レッズ大宮アルディージャ戦を観に、埼玉スタジアムへ行った。
日本で2番目に大きなスタジアムだそうだけど、試合を観戦するのは初めてなので、比較ができない。
キックオフは15時。席に着いたのは10分くらい前で、すでに会場は歓声で埋め尽くされている。
前から3列目なので眺めはずいぶんとよいのだけれど、天気が心配だ。
予報では降水確率50%。屋根が届いていないので雨が降ったら直撃する。
レッズとアルディージャの比率は9.5対0.5くらいだろうか。
客席は赤一色だが、片側のゴール裏のみオレンジ色に染まっている。
前半に小雨がパラついたものの、後半はところどころ晴れてきて、空の移ろいがたのしめた。
2対0で浦和レッズの勝ち。動員数が「5万いくつ」と電光掲示板に表示されていた。
こんなに大勢の人達を目の当たりにしたことは無かったし、もちろん何かを共有することも無かった。貴重な体験だ。
誘ってくれた友だちは浦和レッズファンで、帰りに食べた焼き肉はおいしかった。
その晩のニュースによると、浦和レッズが首位にあるらしい。
サッカー少年団(という呼称は地域特有のものなのだろうか)に所属していた小学生のころ以来、
じつをいうと、まったくサッカーに関心が無かったのだけど、今回のことで熱を帯びつつあります。

『闇打つ心臓』を観た。観るものを問うてくる。
それは、登場人物の設定にもよるのだけれど、映画そのものの作りがそうなっている。
現在において、映画(を撮る/を観る etc)とはなんだろう? と問うことの結果として、
このような映画が生まれたのだろう。
それは、保坂和志にとっての小説に近いものがあるかもしれない。
長崎さんと保坂さんのトークが5/16にあるそうです。http://www.yamiutsu.com/

映画館ではほかに『誰も知らない』『パッチギ』(この二本立ては重くて結構いい組み合わせだったかもしれない)、
ビデオで『ゴーストワールド』(この人たちにまた会いたい)『トリコロール白の愛』『風の歌を聞け』を観た。
音楽は、晩年のチェット・ベイカーをよく聴いています。
円盤に『nu』補充しました。
次号掲載の漫画がものすごいです。乞御期待!