神！

難産だった用事がようやく済んだので、借りたままになっていたビデオをたて続けに観る。返却日が今日なのだ。まずスピルバーグ『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』。うまく人を騙して飛行機のパイロットになったり医者になったり弁護士になったりした実在の人物の話を映画化したもののようだ。たいへん楽しめました。
続いて『アイデン＆ティティ』。みうらじゅんの漫画が原作。描き方が気になる箇所もあるけれど、決してきらいな作品ではないです。最近は古典を観ることが多かったけれど、現在の映画を観ることは体験としてもとても貴重なことなんだなあと思いました。毎週行く高円寺が舞台なので、妙なリアリティがある。そのリアリティだけで十分満足がいってしまう不思議。それから、半年くらい前のことだったと思うけど、たしかアメリカで世界一の名曲は何かと大々的にアンケートを取ったところ、ボブ・ディランの「ライク・ア・ローリング・ストーン」が選ばれたようですが、この映画でもエンドロールでこの曲がかかりました。すごいいい曲ですね、やはり。ちなみにワースト１に選ばれたのは、ビートルズの「オブラディオブラダ」だったと思います。
最後に『シティ・オブ・ゴッド』。「神の街」といわれるブラジルのスラム街でのギャング抗争を描いたもの。何が暴力を呼ぶのか。めちゃめちゃ良い!!!　大好きです。