イントレランス→ストレイト・ストーリー

nununununu2005-01-21

“す”のつく映画、『ストレイト・ストーリー』鑑賞。監督:デビッド・リンチ。ある日アルヴィンのもとに、兄が倒れたとの知らせがある。長いあいだ絶縁したままになっているので、これを機に仲直りしたいと思うのだけど、兄の家は遠い。老体のアルヴィンには、車を運転する体力はないし、バスも通っていない。そこで彼が思いついたのは、トレーラーで兄の家を目指すことだった…。道中での思わぬトラブルや出会いなどは、彼のこれまでの人生を物語っているのかもしれない。下り坂でブレーキが利かなくなるなんて、怖いですね。「なんで毎週この道を通ると鹿をひいてしまうの!」とヒステリックに喚き立てる女、も怖かった…。最後に兄と出会うシーンの余計な演出のなさが、なんともいいです。