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nununununu2004-12-18

ボアダムスのEYEさんと宇川直宏さんのコラボ番組『アンチ・フォーマット』を観る。EYEさんのDJに合わせて宇川さんがマジックペンでアブストラクトな絵を描いていく、というもの。紙をめくって次々と描いていくので、アニメが立ち現れる姿をリアルタイムで体感できるともいえる。こんな番組みたことない! 感動しました。
最近欠かさず観ている人形劇『ポペティ』も、この番組も、操作する人の手がそのまま映っている共通点がありますね。人間の手は、微妙な、複雑な動きをするので、それがいいのだろうと思います。デジタル技術が発達したことで、映像にノイズがなくなり、精霊が宿る場所がない、という松本俊夫のことばや、ちょっと別の話になりますが、生活の中に暗闇がなくなって、妖怪の居場所がなくなった、という水木しげるのことばを思い出しました。手の動きに精霊は宿る、というようなことを、見直さなければならない時期のように思います。
そういえば、特殊なカメラを使ってみた、と宇川さんは言ってましたが、どんな機能なのか忘れてしまいました…。