2005-04-01から1ヶ月間の記事一覧

殺し

ベルナルド・ベルトルッチ『殺し』を観た。登場人物とカメラとの距離が気持ちがよい。しつこいようですが、告知を。 ■76年式4月29日(金・祝日) 23時開演 ¥1000高円寺 円盤吉田アミ(カリフォルニアドールズ)ユタカワサキKINMEDAL(Webulllike)&大井智博…

アメリカン・スプレンダー

『アメリカン・スプレンダー』を観た。ロバート・クラムと知り合いだったことからコミックの原作者となったハービー・ピーカーとその妻ジョイスの自伝的映画。途中で本人が出てきたりする。彼らに対する愛が感じられる。いい!

円盤大学。ゲスト、湯浅学さん。聞いていて気持ちがよかった。お二人はたいそう気が合うんだなあ。 帰ってからマイケル・ムーア『華氏911』鑑賞。いろいろ考えさせられるけど、鮮度は確実に落ちている。劇場で観るべきであった…。告知を。 ■76年式4月29日(金…

アメリカの夜

フランソワ・トリュフォー『アメリカの夜』鑑賞。映画の撮影現場を映画にしたもの。ジャン=ピエール・レオーはこの映画でワガママな役を演じたため、本当にそういう人なのだと思われ、仕事が減ったらしい。実際はどういう人なのだろう。ベテラン女優がドア…

ゆべし

エド・ベルトグリオ『DOWNTOWN 81』鑑賞。無名時代のバスキアが主人公のドキュメンタリー風の映画で、プラスチックスやジェームス・ホワイト、D.N.A.(かっこいい!)などの演奏シーンが観れる。くるみゆべし、なる和菓子をはじめて食べた。もちもちしててう…

カブト虫

成瀬巳喜男『秋立ちぬ』鑑賞。母親も友だちも義理のお兄さんも、みんなどこかに行ってしまう。いつも側にいてくれるのはカブト虫だけだなんて…。名作! http://www.nihon-eiga.com/prog/104494_000.html

ストリップ

成瀬巳喜男『石中先生行状記』鑑賞。「ストリップなどけしからん」というお客に対し、「仰る通り、たまたまタダ券をもらったが、破ってしまおう」と古本屋店主。「いや待て、それはいけない」とお客…。つぶ揃いの3話収録オムニバス。なごむ。http://www.nih…

ロッカーズ

陣内孝則『ロッカーズ』鑑賞。陣内孝則が在籍したバンド、ロッカーズは、僕が中学生ぐらいの頃に再結成をしていて、『ミュージックステーション』か何かで観た記憶がある。スピード感は感じられるものの、どうしても俳優の陣内孝則のイメージが強すぎて、ど…

朝の並木路

成瀬巳喜男『朝の並木路』を観た。あれ、なんかおかしいぞ、と思ったら、途中から夢の中での話であった。成瀬作品には珍しい描写の仕方では。 http://www.nihon-eiga.com/prog/101779_000.html

インターネット

岸野さんが毎回ゲストを招いてトークするイベント『円盤大学』。本日のゲストは高橋健太郎さんでした。インターネットにおける音楽の可能性、といった話が中心に。終始お二人の意見がかみ合うことはないのですが、それも当然といえば当然で、なぜならお二人…

皆さんジャン・ルノワールをご存知ですか。私は昨日まで観たことがありませんでした。今日は彼の『ピクニック』を観ました。憎いほどすばらしい。田舎にピクニックに出かけた都会の女性が地元の男性と川下り。ちなみに主演のシルヴィア・バタイユはジョルジ…

ゲームの法則

ジャン・ルノワール『ゲームの法則』を観た。ひとりの女性のために大西洋横断を成し遂げた飛行士アンドレ。しかしどこにも彼女の姿は見当たらなかった…。素晴しい作品!

オフサイト

オフサイトでのライブも今日が最後…。出演は、ザヴィエ・シャルル、中尾勘二、大蔵雅彦トリオと直嶋岳史、戸塚康雄、宇波拓トリオでした。ここ最近のライブ(with 川口貴大、with 大谷能生)はどれも本人としては好感触なのだけど、リアクションはほとんどな…

作戦

友だちとお茶する。盆栽が気になるとか。 寝るまえにニコラス・レイ『太平洋航空作戦』を観た。実際の戦争のフィルムが使用されていたり、戦闘機が沢山でてきたりするので、そういうところに関心のある人にはよいのかもしれない。

ボクはなにをしたらいい?

今日は沢山の刺激を受けた。がんばるぞ! 『トリビアの泉』で、「野生の一匹狼はバウリンガルを使うと何と言っているか?」というのをやっていた。一匹狼はボスの座を奪われた狼で、群れのあとについて一匹で暮している。現地のスタッフが狼を鳴き声を真似て…

イワシ

カルロス・サウラ『カラスの飼育』を観た。『ミツバチのささやき』のアナ・トレントが主人公。やはりアナ・トレントのために作られた映画なのだなあと思った。映画としては少し物足りなかったので、続いて成瀬巳喜男『鰯雲』を観た。成瀬初のカラー作品とい…

それでいいんじゃないですか

円盤大学、本日のゲストは篠原章さん。『日本ロック雑誌クロニクル』には載らなかったマイナー雑誌にまつわるお話や、篠原さんの批評家として思うことなども聞けて興味深かったです。「いまや音楽は音楽マニアのものにおさまりつつある。音楽に詳しいことは…

女優と詩人

成瀬巳喜男『女優と詩人』をみた。人気を博している女優の妻に対して無名の詩人の夫がなんともとぼけていて情けなくて可笑しい。http://www.nihon-eiga.com/prog/100843_000.html

とんかつ茶漬け

地元の友だちが用事で都内にでてきているというので、新宿をなんとなくブラついたりした。晩に「すずや」というお店でとんかつ茶漬けなるものを食べる。その名の通り、とんかつをお茶漬けで食べるもので、どんなものかと思ったけれど、たいへんおいしかった…

ジーグフェルド

『ザッツ・エンターテイメント』に登場した巨大なセットに感銘を受け、『巨星ジーグフェルド』を観てみた。伝説のプロデューサー、ジーグフェルドの半生を描いたもので、やはり巨大セットのシーンも圧巻だったけど、話としても十分たのしめるものだった。

あんなに愛しあったのに

ヴィットリオ・デ・シーカ監督に捧げられた映画『あんなに愛しあったのに』を観た。実際に彼の名作『自転車泥棒』にまつわる話も出てくる。男3人と女1人による物語が進行するにしたがって同時にイタリア映画史を振り返ることにもなるというのが良い。たい…

はるですね

目が疲労していることもあって、ここ数日映画を観ていない。そのぶん音楽をよく聴くようになった。この勢いでお気に入りテープというかCD-Rでもつくろうかなあ。

ボックスギャラリーなので確認できないのだけど、このCDショップ、店主がてんぐとか…。 http://www.hibarimusic.com/j/shop.html

鍋島謙介さん

円盤大学。ゲストは徳間ジャパン特販部の鍋島謙介さん。最後には会場にいた殆どの人が目を潤ませていたのでは?と思うほどのいいお話でした!岸野さんも最後には言葉がなかったようです。

ロスト

今日はソフィア・コッポラの『ロスト・イン・トランスレーション』を観た。舞台が日本であるので演出が必要以上に滑稽に見えてしまったりもするけれど、自分を見失いかけている二人が異国の地で出会い惹かれあう様子が丁寧に描かれた、よい映画だと思いまし…

レクイエム?

篠原章『日本ロック雑誌クロニクル』を読んだ。クイックジャパンでの連載をまとめたものだ。帯には「壊滅した日本ロック雑誌への鎮魂歌」とある。阿木譲のレーベルVANITYに興味をもった頃に、ちょうど彼のインタビューが掲載されていて、興味深く拝読したこ…

麻雀

今日は和田誠『麻雀放浪記』を観た。麻雀を全く知らないけれど、そんなことは関係なくたのしめた。昨日観た成瀬巳喜男『放浪記』をもう一度観ているようである、というのはウソだけど、全くのウソとも言い切れない。『放浪記』の主人公の家の隣で、『麻雀放…