2005-03-01から1ヶ月間の記事一覧
今日は成瀬巳喜男『放浪記』を観た。森光子の1700回上演で話題になったあの『放浪記』ですね。すっかり忘れていたけれど、これ観たことあるなあ。かなりの力作だ。貧乏でもかまわない! それから、同じく成瀬『浮雲』鑑賞。これは観た気になっていたけれど、…
ホウ・シャオシエン『冬冬の夏休み』を観た。母親が入院しているので、小学生の冬冬(トントン)と妹は、夏休みのあいだ、親戚の家で過ごすことになる。友だちと木登りしたり、川で遊んだり、部屋でダラダラしたり…。舞台は台湾なのに、描写のひとつひとつが…
今日は『レイジング・ブル』を鑑賞。このまえ観た撮影にまつわるドキュメンタリー映画『ヴィジョンズ・オブ・ライト』で興味をもったものだ。撮影はマイケル・チャップマンで、監督は『アビエイター』が公開されたばかりのマーティン・スコセッシです。ボク…
今日は円盤大学。ゲストはキャプテントリップ・レコードの松谷健さんでした。たしかに視聴機はいらないかもしれない!http://www.captaintrip.co.jp/ セブンイレブンのとろりんシューにハマりつつある。105円でこのおいしさ!http://www.sej.co.jp/shohin/hi…
いまCSの日本映画専門チャンネルで、「成瀬巳喜男生誕100年特別企画」と銘打って成瀬の全59作を4ヶ月をかけて放映しています。すでに見逃してしまった作品もあるけれど、できるだけ観るつもりでいる。今日は『妻として女として』を観た。傑作というほどでは…
花粉症だと目が痒かったり鼻水が止まらないのも勿論つらいけれど、マスクのゴムが擦れて耳の付け根がヒリヒリするのもいやなものである。 今日は連続ドラマ小説「わかば」が最終回であった。主人公のわかばが結婚して子どもを産んでからというもの、これとい…
用事がないとあっという間に一日が終わる。もう少し気を引き締めなければ…。 今日は二本映画を観た。フランソワ・トリュフォー『恋のエチュード』における微妙な三角関係のうつろいは、映画だからこそ描けたものだろうと思う。惜しむらくはビデオの画質はあ…
机の上にこのまえレンタルしたCDを発見。返すのを忘れていた! 延滞2日。あぶないあぶない。 ハワード・ホークス『ヒズ・ガール・フライデー』を観た。ドタバタしながらも抜群にテンポが良い。そういう作風をスクリューボール・コメディを呼ぶらしく、ハリウ…
四谷で円盤大学の書籍化へ向けた打ち合わせ。おもしろくなりそうな予感! 毎回ゲストを迎えて岸野雄一さんと対談する「円盤大学」という企画がありまして、その手伝いをしています。毎週月曜日に円盤で開催されています。何度かここにも書きましたが、ただい…
今日は川染君の企画に呼んでいただきました。大谷能生さんとのデュオ。彼はリズム・マシンを、僕はターンテーブルを使用。ある種の暴力がせめぎあっているような、すれ違い続けているような…。たいへん有意義な試みであったとは思うのだけれども。 (音がバン…
今日は円盤大学。ゲストはミュージック・マガジンの高橋修さん。おもしろかった! 音楽を聴く人は増えているのか減っているのか。それは街のレコード屋さんがなくなりつつある現状と関係がありそうだ。音楽をツールとして楽しんでいる人は増えていそうだけど…
念願の『マルセル・デュシャン』展。デュシャンの作品と、彼に影響を受けた他の作家による作品が並列に展示してあり、比較しながら鑑賞できる構成になっている。例えば、椅子の上に自転車の車輪を配した作品に惹かれるのは、回転せずに待機している状態で佇…
そういえば、昨日は榎倉康二展にも行ったのだった。李禹煥の著作を読んで「もの派」に興味をもったものの、それらの作品に触れる機会をもてずにいたので、今回の展覧会はたいへん楽しみであった。会場の四面に布を配した作品など、なかなか他では体験できな…
六本木の青山ブックセンターとツタヤで精算の手続き。ツタヤはひとまず終了で、ABCには今後も置かせてもらえることになりました。雑誌『AFTER HOURS』のかたも同じ時間に精算だったらしく、少しお話させていただく。なんと創刊から8年だそうです! 岸野さん…
先日展覧会に行ったら開いていなくてがっかりしたことがある。そうか、美術館は月曜日が休館日なのだな。しかし何事にも例外はありまして…。今日出向いた横浜美術館はなんと木曜が休館日! 小雨の降るなか、呆然と立ち尽くすことに…。 しかたがないので、隣…
今日観た『スパイダーマン2』はこのような独白で始まる。「いつも僕を見つめているメリージェーン」。この映画のヒロイン名“メリージェーン”は、マリファナの隠語なので、もしかすると主人公がマリファナを断ち切るまでの話なのかと思った。街を飛び回るのは…
『ぼくらの七日間戦争』を観る。子どもの頃、宮沢りえがあまりフィーチャーされていなくて不満に思ったことだけ覚えていました。やはり出番は少ない。でも、前半の学校を抜け出すまではとてもワクワクさせられるし、小室哲哉の音楽も意外と新鮮に聴こえ、十…
毎週月曜日は円盤大学。今回のゲストはRUINSの吉田達也さんでした。他では聞けないお話がたくさん聞けたのでは。ご自分のペースをもっていて魅力的に思えました。http://www5e.biglobe.ne.jp/~ruins/ 夜、ジム・ジャームッシュ『ストレンジャー・ザン・パラ…
深夜バスは、だいぶ堪えるらしい。川口さんは大阪、奥山さんは山形、だもんなあ。おつかれさまでした! とても有意義な二日間であった。 夜に、絶対いいのは分かっているけれど、どうももったいなくて観れなかった『ミツバチのささやき』を観た。映画フィル…
今日は高円寺の円盤でライブ。大阪の川口貴大さんとのデュオです。僕はターンテーブルとリズム・マシンを演奏(?)して、彼は二本のマイクで会場の外の音を会場に流す、といった試みをしました。即興ではなくて、あらかじめ作曲(?)したものです。マイク…
ルビッチの『淑女超特急』を観れて本当によかった。しあわせな気分。しゃっくりが止まらず悩んでいる婦人が病院の待ち合い室でピアニストと知り合う。ミステリアスな佇まいに次第に惹かれるようになり…。この作品も、先月観た『結婚哲学』同様、夫婦間のトラ…
通販の申し込みが昨日もあって、うれしい。どこで買っていただいても、勿論ありがたいことには変わりはないのだけれど、振替の通知が届くと、お申し込み頂いた人の存在を感じるので、よりうれしいものだ。お店で場合は、販売数しか情報がないので、どうして…
外出したものの、鼻水がどうにもならないので、帰宅。 映画とは何か。もしそんな漠然とした問いがあったとして、それはラオール・ウォルシュ『いちごブロンド』ことだ、とうっかり答えてしまいそうなほど、この映画を観て、興奮している。
3/12に高円寺の円盤でライブをやらせてもらうことになりました。今回は大阪在住の川口さんとのデュオで臨みます。ターンテーブルを使う予定ではいますが、実際のところ、どのような感じになるかは未定です。3/12 円盤 1000円(1ドリンク付)19:00オープンLIV…
岸野雄一が講師を務める円盤大学。今回のゲストはライターの小野島大さん。最後の10分あたりに意見の相違が見られてエキサイティングでした。あの勢いで議論を続けてほしかったけれど、11時過ぎてましたからね…。 寝るまえにサミュエル・フラー『最前線物語…
今日は加藤彰『四畳半青春硝子張り』を観た。単なるポルノ映画ではない。最初の1時間くらいは普通のドラマなので退屈なのだけど、最後の辺りが何とも奇妙な様相を呈していた。けれども、何と形容していいのか分からない…。何か言いたいことがあるのは分かる…
電気カーペットで寝てしまったせいか、起きたら視界が変だった。大丈夫か!? 今日は『裸の拍車』を観ました。監督のアンソニー・マンの作品ははじめて観たけど、いい監督ですね。すごくおもしろかったです。 7日、月曜日は、円盤にて円盤大学があります。今回…
ゴダール『男性・女性』をリバイバルで観たのは何年前のことだろうか。ああ懐かしや、渋谷系リバイバル。やたらとパンフが凝ったつくりなのはうれしいかったけど、そのぶん値段も割り高で貧乏学生にはつらかった…。で、久しぶりに観てみたわけなのだけど、や…
今日は久しぶりに通販の申し込みがあった。うれしい。まだウェブサイトには反映できていませんが、今『nu』の通販をお申し込み頂きますと、フリーペーパー『bricksprout』を同封させていただいております。まだ未読のかたは、この機会に是非ご利用くださいま…
今現在、必要なのは独自の視点だろう。しかし勘違いしてはいけない。独自の表現は、目指して達成できるようなものではないことを。何をやってもいいんだよ、何をやってもでちゃうから、とは誰の言葉だったか。もし和田ちひろと2 DAYSを過ごす覚悟があるのな…